メモリーカード入れ忘れを防ぐシンプルな工夫

2025/4/13更新

【プロの基本習慣】カメラへのメモリーカード入れ忘れを防ぐ方法

カメラへのメモリーカード入れ忘れを防ぐ方法

シャッターが切れない、「カード未挿入」の冷や汗を防ぐために。 撮影現場でシャッターを押した瞬間に、「カードが入っていません」という表示。

この焦りは、プロ・アマ問わず経験のある“うっかりミス”です。 カメラマンにとって、撮影前の準備ミス=信頼低下に直結します。 今回は、メモリーカードの入れ忘れを防ぐための4つの実践ポイントをご紹介します。

目次

【おすすめ】メモリーカードを抜いている時は、カードスロットのフタを“開けたまま”にする

メモリーカードを抜いてPCにコピーする際、カードをカメラに戻すまでの間は、スロットのフタを開けたままにしておきましょう。

これは「カード未挿入中です」という視覚的なサインになります。

カメラをカメラバッグにしまう前や出発前に、「あっ、フタが開いてる!」と気づけることで、カード挿入忘れのミスを防止できます。

ダブルスロット対応カメラを使用する

Nikon Z9、Nikon Z8、Canon R6、Sony α7ivなどのダブルスロット対応カメラでは、1枚のカードを入れ忘れても、もう1枚のカードで撮影を継続できます。

ダブルスロットは「画質」「スピード」だけでなく、「安心」のための機能でもあります。

カメラバッグに予備カードを常備する

外出先でカードを忘れたと気づいても、予備カードがバッグにあればその場で対応できます。

写真データコピー作業は中断せずに一気に終わらせる

カメラからメモリーカードを抜いてカメラに戻すまでの作業は、“途中で止めずに一気に完了”させるのが基本です。

  • コピー中にコーヒーを飲んでほっと一息つく
  • 別の納品作業を始めてしまった
  • 次の撮影の準備に気を取られた

こうした“ちょっとした中断”が、カード戻し忘れの原因になります。

カードの出し入れは「作業を中断しないルール」を作っておくと安心です。

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