カメラ・レンズ・ストロボの選び方と実践ポイント

2025/4/24更新

スクールフォトに必要な機材と費用

スクールフォトカメラマンとして活動するうえで、使用する機材の選び方は仕事の成果に直結します。

本記事では、プロや副業カメラマンが現場で実際に使用している「カメラ」「レンズ」「周辺機材」をご紹介しながら、おすすめの構成と予算感を解説していきます。

1. カメラは2台体制が基本

スクールフォトの撮影では、1日で3000枚以上撮影することも珍しくありません。

撮影中に機材トラブルが発生した時のために、メインカメラに加えて2台のサブカメラも用意しましょう。

スクールフォトに限らず、お金をもらって撮影を行うプロカメラマンとして、カメラの2台体制は基本中の基本です。

カメラの必要スペック

スクールフォトカメラマンが使用するカメラの必要スペックは次の通りです。

  • フルサイズ または APS-C センサーのどちらでも構いません
  • センサーサイズはフルサイズ、APS-Cセンサーのどちらでも構いません。
  • ダブルスロットカメラが推奨
  • メモリーカードにトラブルが発生した際もデータ消失リスクが少ないダブルスロットカメラが推奨です(必須ではありません)
  • ミラーレスカメラが推奨
  • 一眼レフとミラーレスカメラでは、ミラーレスカメラが推奨ですが、既に一眼レフカメラを所有している方はお持ちのカメラですぐにスクールフォト撮影を始められるでしょう。 ミラーレスカメラは、撮影する際にファインダー無いで露出を確認できるので撮影ミスリスクが少ないです。またミラーレス専用レンズは、一眼レフ用レンズと比較して高性能なレンズが多いです。
  • 推奨カメラメーカーは、NIKON、CANON,SONY
  • 推奨カメラメーカーはNIKON,CANON、SONYです(必須ではありません)。最近では、FUJIFILM、OLYMPUS、Panasonic、PENTAXなどの他メーカーのカメラを使用しているカメラマンもいます。 NIKON、CANON、SONYの3社のカメラを推奨(他メーカーはNGと)しているスクールエージェントもあります。スクールフォトエージェントの担当者にこの3社を推奨する理由を聞いてみたところ「他メーカーは色温度が安定しないことがある」とのことでした。
  • メインカメラはエントリーモデルはNG
  • メインカメラとして使用するカメラは、アマチュア機、ハイアマチュア機、プロ機を選びます。既にアマチュア機のカメラ(Nikonの4桁型番機、Canon Kissなど)をお持ちの方は、サブ機・予備機として使用しても良いでしょう。
  • その他必要スペック
  • 画素数1000万画素以上(現行品のカメラであればすべて1000万画素以上でしょう)、推奨ISO感度6400以上

その他、あれば役立つスペックは次の通りです。

  • 動体撮影に強いカメラ
  • 運動会などの動体撮影時に役立ちます。
  • シャッター耐久の強いカメラ
  • スクールフォト撮影では、1日に3000枚以上の大量の写真を撮影することもあるので、シャッター耐久が強いカメラを推奨します。
    例えば、メカニカルシャッターの無いNikon Z9、Z8はシャッター耐久を機にせずに撮影でき、シャッター故障のリスクも少ないので、長い目で見るとメンテナンスコストは安くなるでしょう。

メインカメラとしての推奨モデル

メインカメラとして、NIKON、CANON、SONYの3社の推奨モデルは次の通りです。

メーカー モデル名 コメント
NIKON Z8、Z9、Z6iii、Z6ii Z8、Z9は電子シャッター専用。シャッターの劣化を気にせず大量撮影が可能。動体撮影に強く、運動会や動きの多いイベントの撮影に最適。Z6シリーズは小型軽量なのでサブカメラとしてはおすすめですが動体撮影能力は若干劣ります。
CANON R6、R6 mark2、R5 mark2 動体撮影に強い。フォトグラファーに人気。バランスの良いスペック。
SONY α7シリーズ α7III/IVは撮影現場でも良く見かけるモデルです。

上記は、ミラーレス一眼モデルの推奨機です。現在も一眼レフを使用している場合は、一眼レフカメラをメインカメラとして使用しても良いでしょう。

2.レンズ|便利ズームで機動力アップ

スクールフォトでは、画角の広いスナップから、離れた被写体の撮影まで幅広く求められます。

レンズの焦点距離は「24-200mm前後まで」をカバーできるズームレンズが必要となります。

スクールフォトの撮影時には、写真バリエーションの多い写真が求められるので、使用するレンズは、単焦点レンズではなく、ズームレンズが基本になります。 なお、案件によっては、単焦点レンズが役立つこともあります(例:水族館遠足では、20mm f/1.8などの明るい単焦点レンズが役立ちます)。

室内スナップに役立つ標準系、便利ズームレンズ

標準ズームレンズとしては、24-120mm f/4(NIKON)、24-105mm f/4(CANON、SONY)の便利ズームが圧倒的におすすめです。

プロカメラマンが使用する標準ズームレンズとしては、大三元標準ズームレンズである24-70mm f/2.8(各社)が有名ですが、スクールフォトの現場では、複数の人物にフォーカスが合うように撮影することが多く、絞り値はf/5.6以上に絞って撮影するのが基本的な撮影です。そのため、f/2.8の明るいズームレンズは必要とされないことが多く、f値はf/4ですが、24-120mm または 24-105mmmまでの広角から中望遠域をカバーする標準型便利ズーム(焦点距離倍率の高いレンズは便利ズームと呼ばれています)の機動力の高さが役立ちます。

スクールフォト撮影を行うためにこれからレンズを購入するのであれば、NIKONであれば Z 24-120mm f/4、CANON・SONYであれば、24-105mm f/4が最初の一本として圧倒的におすすめです。

室内スナップ撮影イベントであれば、この一本で撮影を行えることもあります(ただし、機材故障のために、予備カメラ、予備レンズは別途準備します)。

既に24-70mmの標準ズームレンズ(f/2.8、f/4など)をお持ちの方であれば、24-70mmレンズを使用しても、もちろんスクールフォト撮影を行うことができます。

室内スナップに役立つ望遠系、便利ズームレンズ

スクールフォト撮影では、運動会、園庭遊びなどの撮影の際に遠くの被写体を撮影する機会も多くあり、望遠側は、約200mmまでの望遠ズームが必要です。

望遠系ズームレンズとしておすすめなのは、標準ズームと同様に、最初の1本を購入するのなら、24-200mm(NIKON)または、24-240mm(CANON、SONY)がおすすめです。

プロカメラマンが使うレンズとしてイメージされる大三元望遠レンズ(70-200mm f/2.8)はもちろん描写性能が高く、室内撮影時にも明るさが役立つレンズですが、スクールフォト撮影を行うためのレンズとしては、24-200mm(NIKON)または24-240mm(CANON、SONY)をおすすめします。

24-200mm、24-240mmの便利ズームは、70-200mm f/2.8の半額以下で購入できるコストの低さも魅力ですし、遠足撮影、運動会撮影の際は、カメラ(レンズ)の持ち替えなくこれ1本ですべてのシーンを撮影できる機動力の高さ、そして、撮影時にカメラを2台持ちしなくて良いので体力消耗を抑えられるという点でおすすめできるレンズです。

24-120mmなどの標準系ズームレンズと24-200mmなどの望遠系ズームレンズの2本があれば、標準焦点距離域は焦点距離が重なりますので、例えば卒園式・卒業式を撮影する際には、撮影中に機材トラブルが発生した時にすぐに持ち替えて撮影するための予備機としても役立つことでしょう。

なお、室内(体育館)で行われる運動会を撮影する際には、明るい大三元望遠ズーム(70-200mm f/2.8)が役立ち、園庭あそび・高校生の体育祭を撮影する際には遠くの人物をより大きく写せる28-400mm f/4-8(NIKON)が役立ちますので、2本め、3本目に購入を検討しても良いでしょう。

上記では、NIKON、CANON、SONYの各社のメーカー純正レンズを推奨しましたが、TAMRONやSIGMAなどのサードパーティ製のレンズでもスクールフォト撮影を行うこともできます。特に、SONYカメラを使用しているスクールフォトカメラマンは、コスパ重視のサードパーティーレンズを使用するカメラマンも多く存在します。

3.クリップオンストロボ

スクールフォトを撮影する際には、クリップオンストロボ(カメラの上に装着して使用するフラッシュ)が必須です。

スクールフォトでは、室内スナップ撮影を行う機会が多く、暗い室内や逆光時のスナップ撮影時にはクリップオンストロボが欠かせません。

おすすめクリップオンストロボ

ブランド 特徴
メーカー純正 各メーカーの純正品は安心感があります
GODOX コスパ最強、最近の現場ではGODOXを使用するカメラマンが増えています
Profoto 高価ですが性能・信頼性ともにトップクラス。連射撮影に強く、発光むら(撮影時の明るさや色温度の変化)が少ないので集合写真撮影や、絶対に失敗ができない卒園証書授与シーン撮影時に圧倒的な安心感があります。トップクラスのカメラマンに一番人気のブランドです

実例紹介:ストロボトラブルに備える重要性

ストロボも「予備が1台あると安心」です。トラブル時に即交換できる体制を整えておきましょう。

筆者が実際に撮影したお泊まり保育の現場では、カメラマン3名体制での撮影中、1名のカメラマンのクリップオンストロボが突然故障し、発光しなくなるトラブルが発生しました。

夜間の室内撮影だったので、ストロボは必須機材。現場は一時混乱しましたが、別のカメラマンが予備のストロボを持参していたため、それを貸し出すことで無事に撮影を継続することができました。

もしこの現場がカメラマン1名のみだった場合、撮影続行は困難だった可能性があります。

上記経験から、「予備のストロボを持っていくこと」は、スクールフォトの現場において重要なリスク管理のひとつだと強く感じました。

4. 三脚・その他アクセサリ

スクールフォト撮影カメラマンになるには、その他、次のような機材、アクセサリが必要です。

三脚

スクールフォトの現場では、入園式・卒園式・運動会・遠足・季節の行事の撮影(こどもの日、七夕、ハロウィン、クリスマス、新年、節分、ひな祭り)、新年度クラス集合写真撮影など、子どもたちの集合写真を撮影する機会が頻繁にあります。

集合写真の撮影では三脚は「必須」と言えるほど重要なアイテムです。

集合写真撮影時に三脚を使用することにより、

  • 水平を保ちながらしっかりとフレーミングできる
  • 構図全体を冷静にチェックしながらフレーミングできます。手持ちでは意外と見落としがちなポイントも、三脚を使えば事前に構図を詰める余裕が生まれます。
  • カメラマンがシャッターに集中できる
  • 撮影対象者全員の顔が見えているか、目線はカメラを見ているかなどを確認しながら、集合写真撮影時に表情や声掛けに集中できます。
  • 手ブレを防げる
  • 手ブレ無しに撮影できるので写真品質が向上します。
  • 撮り直し・カットバリエーションが安定する
  • 何枚撮影してもカメラのポジションが同じなので、写真編集時作業の作業効率がアップします。

スクールフォトカメラマンの最初の1本目の三脚としておすすめなのは

  • 高さ150cm以上
  • クラス全体集合を撮影する際はカメラマンの目線の高さで撮影することが多いので、少なくとも150cm以上の高さで撮影できる三脚がおすすめ。
  • 重さ1kg前後までの軽量三脚
  • 遠足など、長時間歩く撮影でも三脚を利用することが多くあるので、カーボン三脚、トラベラー三脚などの軽量三脚がおすすめ
  • 小型軽量自由雲台付き
  • 集合写真撮影時に微妙なカメラポジション、カメラの角度調整ができるように、自由雲台が必要。

なお、スクールフォトカメラマンになる前に既に三脚をお持ちの方は新たに軽量三脚を購入しなくて、現在お持ちの三脚を使用しても良いでしょう。

関連記事:秘伝、プロカメラマンのための集合写真撮影方法ガイド

予備バッテリー・大容量メモリーカード

スクールフォトの現場では、1日の撮影で3000枚以上の写真を撮影する機会も多くあります。

撮影の途中でバッテリー切れ、メモリーカード不足にならないように、予備バッテリー、大容量メモリーカード、予備メモリーカードが必要になります。

カメラバッグ

機材を現場に持っていくために、当然カメラバッグが必要になります。

  • バックパック型【必須】
  • カメラ2台(メインカメラ、サブカメラ)、カメラ2本、クリップオンストロボ1〜2個、予備バッテリーを入れて、三脚も持ち運びできる大きさのバックパック型カメラバッグ。(レインカバー付きなどの)雨天対応ならなお良いでしょう。 遠足撮影時などにも、両手でカメラ操作を行いながらサブ機材を背負って運べます。
  • ローラーバッグ型【持っていれば役立つ】
  • カメラ2台(メインカメラ、サブカメラ)、カメラ2〜3本、クリップオンストロボ2個、予備バッテリーを入れて、三脚も持ち運びできる大きさのバックパック型カメラバッグ。保育園・幼稚園・中学校・高校などの施設に撮影訪問する際に、重い機材を運ぶのに役立ちます。バックパック型のカメラバッグよりも、より多くの機材を運べます。

写真編集用のPC

撮影後に写真セレクト・編集を行うために使用します。

既にPCをお持ちでしたら、新規に購入しなくても大丈夫でしょう。

OSは、Mac、Windowsのどちらでも構いません。

これから本格的にスクールフォト撮影を行う方がPCを購入する際には、できるだけ高性能のPCの導入がおすすめです。

スクールフォトの現場では、1日で2000~4000枚の写真を撮影することも珍しくありません。本当の仕事は「撮影後」からが本番です。

  • 写真のセレクト(ピント、構図、表情チェック)
  • 画像編集(明るさ、色味の補正、トリミング)
  • 編集後の写真のJPG書き出し

これら一連の作業をスムーズにこなすには、高性能なパソコン環境が大きな助けになります。

高性能パソコンを使用することにより、

  • 大量写真の読み込み
  • セレクト作業(次々の写真を切り替えながら表示する速度)
  • 編集後のJPG書き出し

にかかる時間を大幅に短縮でき、写真編集から納品までの時間を大幅にスピードアップできます。

スクールフォト撮影業務は、撮影後のセレクト・編集・書き出しまでを含めると時給仕事ではなく、案件ごとの報酬を得られる仕事のため、つまり、作業スピードがアップすればそれだけ時給が上がるのと同じ効果になります。

撮影後の納品作業にかかる時間を短縮できればそれだけ、より多くの撮影を入れることができ、結果的に売上=月収・年収が上がります。

写真編集ソフト

スクールフォトの撮影では、1回の現場で数百〜数千枚の写真を撮影することが一般的です。

撮って出しのJPEGで納品するのではなく、「明るさ」「色味」「傾き」などを整えてから納品するのがプロとしての基本。

そのため、写真編集ソフトは必須の機材のひとつといえます。

写真編集ソフトといえば「Photoshop」を思い浮かべる方も多いですが、Photoshopは1枚の写真を丁寧に仕上げる“高精度編集ツール”であり、スクールフォトのような大量処理には不向きです。 そこで現場の多くのカメラマンが使用しているのが、Adobe Lightroom Classic(通称:LrC)です。

LrCの特徴:

  • 写真フォルダを丸ごと管理・編集できる
  • LrCは、撮影した写真をフォルダ単位で読み込んで管理することができます。「250425 ○○保育園 遠足」など、案件ごとにフォルダで写真を整理しながら、一括で編集作業を進められます。
  • 編集内容を一括適用できる
  • 明るさ、色温度(色味)、傾き補正、トリミング、ノイズ除去などの補正を1枚に適用したあと、他の写真にも一括でコピー&反映できます。 これにより、数百枚の写真をわずかな手間で一貫した仕上がりに整えることができます。
  • 写真読み込み時に一括して編集適用できます
  • すべての写真に対してノイズ除去+明るさを少し明るく、ハイライトを抑える、など指定した編集項目をあらかじめプリセット保存することにより、写真読み込み時にすべての写真に対してプリセット適用し写真読み込み時に一括編集適用できます。
  • スムーズなセレクト作業(レーティング機能)
  • LrCには、「★評価」「フラグ」「色ラベル」などのレーティング機能があります。これを使えば、ピンボケした写真や目つぶり写真を“削除候補”に、表情の良い写真を“優先候補”にのように、レーティング付けしながら大量写真のセレクト作業が直感的に、かつ高速に行えます。
  • 写真に写るゴミや不要なものの除去も簡単にできる
  • LrCには「修復ツール」が搭載されており、写真内のゴミやシミ、背景の写り込みなどを簡易的に除去することができます。たとえば、空の中に写ったセンサーゴミを消す、集合写真の背景に写る無関係な人を消すことまで、「ちょっとした修正」ならPhotoshopを開かずにLrCだけで完結できます。
  • RAW現像にも対応
  • NIKON、CANON、SONYなどの代表的メーカーの主要なカメラのRAW現像に対応しています。

関連記事:カメラからPCへデータを取り込む際のワークフロー

データバックアップ用の外付けハードディスク

スクールフォトの現場で撮影される写真は、一度きりの大切な思い出の記録です。

卒園式、運動会、発表会——すべての写真には、子どもたちと家族の感動が詰まっています。

そんなデータが「PCの故障」「操作ミス」「保存忘れ」で消えてしまったら……取り返しがつきません。

だからこそ、外付けハードディスク(HDD)を使ったデータバックアップは必須なのです。

バックアップデータをPCとは異なる外付けのPCに保存することにより、万が一PCが壊れてしまったとしても、撮影データの完全消失を防ぐことができます。

撮った写真を安全に届け、万が一にも備える体制を整えておくことが“プロ”としての責任です。

外付けHDDは、その信頼を守るための必須アイテム。

関連記事:カメラからPCへデータを取り込む際のワークフロー

スクールフォトカメラマンになるための初期費用の目安は?

機材カテゴリ 費用目安(新品) 必要数 コメント
メインカメラ 25〜70万円 1台 高単価の案件を受けるために、動体撮影に強いカメラがおすすめ
サブカメラ 25〜60万円 1台 既にカメラをお持ちの場合、新規に購入しなくても良いでしょう
標準系便利ズーム 14〜17万円 1本 最も使用するレンズです。24-120mm f/4、24-105mm f/4などの便利ズームがおすすめ
望遠系便利ズーム 11〜20万円 1本 屋外撮影には、24-200mm、24-200mmなどの便利ズームが役立ちます。サードパーティレンズでも大丈夫です。高校生の体育祭や、屋外スポーツ競技を撮影するにはもう少し長い28-400mmなどの超望遠レンズが役立ちます。
クリップオンストロボ 5-15万円 1〜2台 メーカー純正、GODOX、Profoto A10などを予算に合わせて購入。できれば2台欲しい。手持ちのストロボがあれば新規購入は不要
三脚 3-10万円 1本 伸長150cm以上、重さ1kg前後の軽量カーボン三脚がおすすめ。軽量自由雲台も必要
カメラ用予備バッテリー 5000円〜2万円 1〜4個 カメラのスペック表に表示される撮影可能枚数の2〜3倍の枚数撮影できるので買いすぎに注意
ストロボ用予備バッテリー 500円〜1万円 1〜3回分 単3電池を使用するクリップオンストロボの場合充電可能なeneloopが便利、GODOX、Profotoは専用バッテリーを購入
編集用PC 30〜80万円 1〜3回分 本格的にスクールフォト撮影を行うなら編集スピードが早い高性能PCがおすすめ。既にPCをお持ちの場合新規購入しなくても大丈夫
外部HDD 1〜2万円 1〜2台 データのバックアップ用に4〜8TBぐらいの大容量HDDがおすすめ

【まとめ】「高価な機材=必須」ではない。でも、道具は信頼の第一歩

スクールフォトは、一発勝負の現場が多く、トラブルに対応できる体制と機材がカギです。

撮影の成果だけでなく、安全性や納期遵守など「カメラマンとしての信頼」にもつながるため、必要最低限+αの備えを意識した機材選びを心がけましょう。

PhotoGuidePro.jpでは、現場で役立つ撮影ノウハウや、最新機材レビューも随時発信しています!

スクールフォト完全ガイド、記事一覧

スクールフォト完全ガイド
■はじめてのスクールフォト
スクールフォトカメラマンになる方法
スクールフォトに必要な機材と費用
スクールフォトカメラマンはいくら稼げる?副業・本業別のリアルな収入
スクールフォトの仕事を獲得する5つの方法|副業からプロを目指すあなたへ

■スクールフォトの仕事術
スクールフォト撮影の流れ|アサインから納品・報告まで
スクールフォト撮影の心得|保育園・幼稚園撮影で大切にしたい心構えと注意点
スクールフォトにおける4つの撮影目的と対応のポイント

■機材・グッズレビュー
記事制作予定

■副業カメラマンガイド
副業カメラマンという選択|スクールフォトで得られる5つのメリットとは?

■撮影テクニック・現場対応
記事制作予定

新着・更新記事

2025/5/1 スクールフォトにおける4つの撮影目的と対応のポイント
2025/4/30 日常保育・日常の様子の撮影方法
2025/4/30 午睡の撮影方法
2025/4/29 Lightroom、LrCとは
2025/4/29 Photoshopとは
2025/4/29 ISO感度とは
2025/4/29 Adobe とは
2025/4/29 スクールフォト撮影の心得|保育園・幼稚園撮影で大切にしたい心構えと注意点
2025/4/29 スクールフォト撮影の流れ|アサインから納品・報告まで
2025/4/28 副業カメラマンという選択|スクールフォトで得られる5つのメリットとは?
2025/4/24 スクールフォトカメラマンになる方法
2025/4/24 スクールフォトに必要な機材と費用
2025/4/23 スクールフォトカメラマンはいくら稼げる?副業・本業別のリアルな収入
2025/4/23 スクールフォトの仕事を獲得する5つの方法|副業からプロを目指すあなたへ
2025/4/21 集合写真のカメラ設定
2025/4/16 卒園式(保育園、幼稚園)の撮影方法
2025/4/15 入園式(保育園・幼稚園)の撮影方法
2025/4/14 【プロカメラマンの集合写真術】撮影時にあると役立つ9つの道具
2025/4/13 カメラへのメモリーカード入れ忘れを防ぐ方法
2025/4/13 【プロの基本習慣】写真データを守る「安全なファイル名管理」術
2025/4/12 カメラからPCへデータを取り込む際のワークフロー
2025/4/12 プロカメラマンのデータ管理方法
2025/4/12 プロカメラマンのためのリスク管理・完全ガイド