スクールフォトカメラマンの収入

2025/4/23更新

スクールフォトカメラマンはいくら稼げる?副業・本業別にリアルな収入を解説!

スクールフォトカメラマンの収入、気になりませんか?

スクールフォトの仕事に興味があるけど、「実際どれくらい稼げるの?」「副業としてやる価値はあるの?」

というのは、多くの人が最初に気になるポイント。

このページでは、副業・本業それぞれのパターンごとに、スクールフォトカメラマンの収入の目安や単価、実際の働き方による違いをわかりやすくご紹介します。

撮影1件あたりの報酬報酬の相場は?

スクールフォトの撮影は、一般的に以下のような単価が多いです。

撮影ジャンル 撮影時間の目安 単価(報酬)の目安
保育園・幼稚園の各種イベント 2〜4時間(3時間平均) (通常時)10,000〜16,500円
(繁忙日)10,000〜27,500円
(超繁忙日)は16,500〜35,000円
小・中・高校の卒・入学式 2〜4時間 13,000〜27,500円
小・中・高校の運動会 3〜8時間 13,000〜30,000円
高校の文化祭 3〜5時間 13,000〜20,000円
クラス集合写真 2〜4時間 13,000〜16,500円
証明写真・個人写真 2〜4時間 13,000〜20,000円

※上記は撮影エージェント経由やマッチングサービス経由で受ける場合の相場です。直接契約ではより高単価になるケースもあります。

副業カメラマンの月収モデルケース

副業として、週1〜2日だけ撮影に入る場合の収入の目安は次の通りです。

稼働日数 月の案件数 月収の目安
週1日 約4件 40,000〜70,000円
週2日 約8件 80,000〜15,000円

副業でも10万円前後の収入を目指すことも可能です。

スケジュール管理ができれば、本業と両立して働ける点が魅力。

撮影単価が高めになる繁忙日・繁忙シーズンのみ撮影に入るのもおすすめ

スクールフォト撮影は、特定の繁忙日、繁忙シーズンに撮影が集中します。

撮影単価が高めになる繁忙日・繁忙シーズンのみ撮影に入るのもおすすめです。

撮影単価が高くなる繁忙日の例は次の通りです。

繁忙日 撮影内容 単価アップの目安
3月中旬前後の金・土曜日 卒園式、卒業式 通常時+5,000〜11,000円
4月最初の平日 入園式 通常時+3,000〜11,000円
4月6日頃からの1週間 入学式、クラス集合写真撮影
学生証のための個人写真撮影
通常時+5,000〜11,000円
7月7日頃の平日 保育園・幼稚園の七夕 通常時+3,000〜11,000円
10月上旬の土曜日 保育園・幼稚園の運動会 通常時+5,000〜20,000円
【年間最も単価が高くなります】
10月31日頃の平日 保育園・幼稚園のハロウィン 通常時+3,000〜11,000円
12月24日前後の平日 保育園・幼稚園のクリスマス 通常時+3,000〜11,000円
2月3日前後の平日 保育園・幼稚園の節分 通常時+3,000〜11,000円
3月3日前後の平日 保育園・幼稚園のひな祭り 通常時+3,000〜11,000円

本業スクールフォトカメラマンの年収モデルケース

年間通して安定稼働する場合(春〜秋が繁忙期)の年収の目安は次の通りです。

稼働スタイル 月収の目安 年収の目安
平均20日稼働/月 250,000〜400,000円 300万〜500万円程度

  • 春(卒園・卒業・入園・入学)、秋(運動会・文化祭)は繁忙期
  • 夏・冬は案件が少なくなるため、他ジャンルの撮影(七五三、家族写真、スポーツ、建築撮影など)と組み合わせるカメラマンも多い

上記の通り、スクールフォトだけの収入では結婚して子どもを大学まで育てる学費までは足りないと思います。そのため、スクールフォトカメラマンとしてメインで撮影業務を行いつつ、他の撮影も行うという兼業カメラマンが多いです。

または、本業の仕事を引退後にスクールフォト撮影で生計を立てているというカメラマンもいます。

スクールフォトカメラマンの収入アップを目指すには?

次のような工夫で収入アップを目指せます。

  • 撮影+編集+納品対応の品質アップで単価アップを目指す
  • 現場の信頼を積み重ねて指名を増やす
  • 撮影エージェントによっては、クライアントからの指名により同じ現場の継続アサインをいただけることがあります。 クライアントにとっても、いつものカメラマンに来てもらえると安心ですよね。
  • 複数エージェント・マッチングサービスを併用する
  • 複数のエージェントに登録し、カメラマンマッチングサービスも併用することにより、安定的に撮影業務を受けることができる可能性が高くなります。
  • 自前営業で直接契約ができれば高単価に
  • 自前営業で直接契約ができれば高単価も期待できます。

注意点:撮影以外の作業時間も考慮しよう

スクールフォトの仕事には、以下のような撮影外の時間コストも含まれます:

  • 撮影準備・現地移動
  • データのセレクト・明るさ補正・色補正・トリミングなどの写真編集作業
  • 撮影報告書作成、納品対応、請求書作成、データバックアップ

実質的な時給感覚で作業効率を見直すことも大切です。

例えば撮影枚数が多くなる運動会撮影では納品作業にも時間がかかりますが、写真編集効率を上げる、性能の高いPCを導入などの効果で作業時間が短くなり実質時給を上げることができます。

まとめ:副業でも本業でも、やり方次第で稼げる

スクールフォトカメラマンは、「時間・働き方の自由度が高く、スキルで報酬を伸ばせる仕事」です。

副業として数万円の収入アップを目指すも良し。

経験を積み、本業として年間300〜500万円以上の安定収入を目指すことも可能です。

PhotoGuidePro.jpでは、撮影テクニックだけでなく、収入アップや仕事獲得のコツも発信しています。

これからスクールフォトの世界へ飛び込むあなたを、私たちは全力で応援します。

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スクールフォト完全ガイド
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スクールフォトカメラマンになる方法
スクールフォトに必要な機材と費用
スクールフォトカメラマンはいくら稼げる?副業・本業別のリアルな収入
スクールフォトの仕事を獲得する5つの方法|副業からプロを目指すあなたへ

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■副業カメラマンガイド
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